CGcompo

3D、コンポジット、マッチムーブ、カメラ、撮影について色々書きます。

Blenderと外部ツールとのカメラデータのやり取り

BlenderとMaya、MAX、Nuke等々のデータのやり取りでの検証が必要な事がいくつか重なったため
最新環境で色々検証した結果を個人メモも踏まえてまとめておきます。
業務上マッチムーブメインなので、カメラ、モデル、Null(ロケーター)等のみの検証です。リグやマテリアル等に関しては検証してません。
環境によって必ずしも同じとは限りません。


※記事を書いた段階での検証結果であり問題点も最新ビルドやバージョンアップによって修正等されている場合があります。

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Filmicカラーマネージメント/適切なライティングのための第一歩。

Blender2.79にFilmicと言う新しいビューLUTが追加されました。 Logをベースとし、より高輝度の値を丸め込む事でフィルムや、カメラ、人間の目に近いフォトリアルなルックで見れます。(Cyclesのようにフィジカルベースのレンダラ使用前提。グレーディング前提素材のため浅い色味のルックになります。)
最後の方で紹介しますが、OCIOをベースとしているのでBlender以外でも利用可能です。

Filmic_Base Contrast

※お断り、アーティスト向けに噛み砕いてますので、テクニカルな人にはツッコミ所あること承知の上お読み下さい。

”ん?タイトル的にモデラーとかには関係ないでしょって?大きく関係します。適切なライティングが出来てないと適切なルックデブが出来ません。ってことはシェーダーの特にリフレクション周り、スペキュラの入り方に大きく影響します。ということはモデルにもテクスチャにもシェーダーにも影響します。本来モデルチェックしてる段階で必要なのです。”

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CG座談会@ Blender プロダクション編01

2014/09/06に開催した、CG座談会@ Blender プロダクション編01 のまとめです。

当日は主催含め22名の参加でした。

今回はいつもやっているUST等の配信を無くし、実際の業務での使用実例の紹介をメインとしたイベントでした。
そのためいつもより踏み入ったBlenderの使用実例を皆さん聞くことが出来、意外と色んな所でBlender使われている事も判明しました。
プロダクション編は今後も開催していければなと思います。

当日の内容は以下のとおりです。※登壇者、実際に使われたタイトル等の詳細は伏せさせて頂きます。
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第五回CG座談会@ Blenderメモ

2014/03/15に開催された第五回CG座談会@ Blenderのメモです

当日は22名の方にご参加頂きました。
今回は今までとスタイルを変えてタイトル通り座談会という形で会を進めました。

以下当日のUST録画(広範囲の音を拾うため少しノイズが多いです。ご了承下さい)


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第四回CG座談会@ Blenderメモ

2013/7/27に開催された第四回CG座談会@ Blenderのメモです

当日は40名の方にご参加頂きました。

今回は前回の2.64a以降~今回最新の2.68aまでに搭載された新機能のおさらいと、実例紹介として3名の方に登壇頂きセッションを行なって頂きました。

改めてご参加、登壇頂いたみなさんありがとうございました。


USTですが録画は02:50分以降オフレコトークだったため映像なしです。その後会自体も終了となったので少し中途半端になってしまい申し訳ありません。

参加者の内訳ですが人数が増えたため明確に記録を取っていません。ただ今回は既にBlenderユーザーで趣味利用がメインの方が多かったようです。

続きは以下から
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カラーマネージメント ・ シーンリニアワークフロー をBlenderで学ぶ

カラーマネージメント ・ リニアワークフロー ・ シーンリニア
最近話題に上がりやすいこのワード。複雑に考えれば非常に奥が深く、簡単に捉えればそんなに難しくありません。

これらを行うことで物理的に正しい計算が行われ色の破綻や色のズレが起きにくくなります。
また実写合成における色合せが非常に楽になります。

そしてこれらのがよく考えられているのがBlenderです。

ということで元々書きかけていたのでCGWORLD v.176号に便乗というわけでも無いのですがそんな感じでw
より詳しく知りたい方はそっちを見てみてはいかがでしょうか?

ってことで何で自分がそこまでBlenderを推奨するのかが幾分分かってもらえればと思います。
またBlenderを参考に他のソフトではどうすればいいのか?ってのもわかると思います。

※あくまで、このワークフローはがちんこのシーンリニアのほんの一部です。
本来ちゃんとしたフローを組もうとなると実写の素材の扱いを理解する必要がありますその辺りは説明しきれないのでCGWORLD v.176号を参考頂ければと思います。


2013/3/20関連リンク追加 3/2331画像を更新 4/6ちょいと更新 
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第三回CG座談会@ Blenderメモ

2012/10/20開催された第三回CG座談会@ Blenderのメモです。

今回は最新のオープンムービープロジェクトTears of Steelの公開とBlenderカンファレンスに合わせての開催となりました。
なのでCyclesとVFXよりの内容がメインとなりました。



今回も参加いただいた皆さんありがとうございました!今回3回目ですが毎回参加頂いている方もおり嬉しいです。
会を重ねるごとに参加者も増えていますね!実務利用の話もちらほら話に上がるようになって来ました。
USTの方は今回少し不手際がありすみませんでした。見にくい中ご覧ただいたりコメントしていただいた皆さん
ありがとうございます!

さて、今回の参加者の内訳です
全25名、内Blenderユーザー(初心者含め)15名くらい(事前アンケートにて)、女性3名(非Blenderユーザー)、学生8名となってます。

今回の使用メインバージョンは最新の2.64aでした。

ということで、いつもどおり紹介した内容と資料等のデータの簡単な紹介です。 続きを読む

Blenderでカメラマッチ

自分用のメモも含め簡単更新。エープリールネタでは無いですw

実写の映像にカメラを合わせるには色々な方法があります。
マッチムーブもそのひとつですね。

Blenderのトラッキング機能は非常に使い勝手がよくすでに仕事でもちょこっと使ったりしています。
同じ3Dシーン内で色々操作、更新出来るのはBlenderならではですね!

ただしカメラが固定されていたり写真に対して合成したい場合通常は3Dシーンで目測
あるいは撮影時のデータを元に合わせる必要があります。
仕事の場合、角度、高さ等のデータをもらえることが多いですが最終的には目合わせになってしまいます。

そんな時に簡単操作でカメラを合わせてくれる便利なBlenderのAddonを2つご紹介。
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第二回CG座談会@ Blenderメモ

2012年1月8日開催、第二回CG座談会@Blenderのメモです。
当日は(自分含め)19名の参加、内4名がBlenderは全く使って無い方、全体ではMayaを使える方が多い感じでした。
19名内、学生が6名でした。約半分の方は前回から引き続き参加いただけました。



USTの録画可能時間を超えていたため最後10分程切れています。

当日参加いただいた皆さんありがとうございました。
またUSTは最大100近い方が見ていただいたようで皆さん有難うございました。

前回よりは、より座談会らしい?会にはできたかなと思います。
トラッキング機能のようにより業務でも単体で使える機能も増え、少しずつ業界でも使用率が上がっていきそうです。
自分で配信を見直すとコンポジットの説明しかけてやってませんでしたねww
ってことで次回はOpenCLコンポジットが標準搭載された頃にやるかもしれません??!

続きにて当日紹介したリンクや動画+αで紹介です。
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CG座談会@Blenderメモ

2011/4/29に開催させていただいたCG座談会@Blenderの録画です。









当日参加していただけたみなさんありがとうございました。USTにて御覧頂いたみなさんもありがとうございました。

座談会としていたのでもう少しみなさんで話をしながら進行したかったのですが、自分の準備不足等でそのあたり
が上手く出来ていなかったと思います。せっかく集まっていただいたのに喋れなかった方はすいませんでした。
セミナーみたいになっちゃいましたね、またいくつか間違ったことも言っていたかもしれません。
あとBlender含め、もっと他のソフトの話も交え、ワークフロー等の話もしたかったですね。

ただ、実際の反応としては悪くなかったようなのでまた次回、何か別の形で開催出来ればと考えています。

そのためにも、良い意見、悪い意見含め感想をお待ちしてます。(匿名非公開でも構いません)

続きにて当日紹介したリンク+α等の紹介をしておきます。 続きを読む
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